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潮見台診療所 船越 徳宗先生
ダイナミクスは一生の友
内科診療所開業13年目になりますが、最初からダイナミクスのお世話になっています。
PCは全くの初心者で、保険請求の知識は皆無でした。
スタッフは、開業以来、私と事務長、ナース1人の計3人の同じメンバーです。
4台のPCは診察机のみに設置し、入力するのは私だけです。
患者さんは、スタッフが窓口から呼び入れ、保険証は私が直接確認します。そして、診察しながら所見入力し、画像、E C Gなどがあれば保存します。
診察が完了すれば、院内用薬情あるいは院外処方箋と、領収書をプリントし、スタッフに手渡します。スタッフは、調剤し、代金清算します。診察終了後から、薬受領までの待ち時間は数分間です。錠剤がほとんどで、粉薬は分包済ですから、スピーディーです。

PCのうち1台はインターネットに接続していますから、常に最新情報を得られます。もちろんダイナミクスは、LANを介して、多数の端末からの入力が可能ですが、私は、医師が診察しながら入力するのが一番効率的と信じています。
現在の保険制度では、概ね5分の診察で外来管理加算が取れます。5分間は、患者さんと会話し、診察しながら入力するのに十分な時間です。
ほとんどの施設で、医師は所見を自己入力しています。PCに所見入力する時間に対し、診療行為を入力する時間の方が、通常、短くてすみますから、所見に加えて診療行為入力をしても、手間はほとんど変わりません。それに、多数端末入力に伴うトラブルがありません。
ところで、私は、ダイナミクスを使っているうちに、経理に対する興味が湧いてきて、各種の電子申告(e-Gov)をしています。
e-Gov の無数の申請項目のうちで、 開業医にとって便利なのは、
①厚労省: 開業時の諸届出、 毎年の労働保険料 申告納付

③法務省: オンライン登記
と思います。
e-Govには、自宅で申告できるメリットがあります。
特に、e-taxは、年1回の確定申告、年2回の職員源泉所得税納付に非常に便利です。
確定申告書は最良の経営資料で、その作成は、1年を懐かしく思い出せる楽しい作業です。
ダイナミクスから抽出した数字を入れれば、正確、容易に確定申告作成が可能です。
ダイナミクスは、開業医にとって、単なる診療ツールではなく、一生の友です。