電子処方箋に関して
令和5年1月から開始された電子処方箋についてDynamicsでの対応をまとめました。

お知らせ

2023.11.21
【重要】 電子処方箋対応(β)版ダイナミクスはβ版の取扱いを終了し、オンライン資格確認接続プログラムに全機能を統合しました。今後はオンライン資格確認接続用プログラム(V32a-ons3以降)をご利用ください。
2023.10.12
V32a-eps1β以降 電子処方箋対応(β)版ダイナミクス修正パッチをリリースしました。
2023.09.06
電子処方箋対応(β)版ダイナミクス(V32a-eps2β)をリリースしました。
2023.09.05
V32-eps3β~V32a-eps1β 電子処方箋対応(β)版ダイナミクス修正パッチをリリースしました。
2023.08.31
電子処方箋対応(β)版ダイナミクス(V32a-eps1β)をリリースしました。
2023.07.03
電子処方箋対応(β)版ダイナミクス(V32-eps4β)をリリースしました。
2023.05.19
電子処方箋対応(β)版ダイナミクス(V32-eps3β)をリリースしました。
2023.04.04
FAQに9件追加しました。
2023.04.03
電子処方箋対応(β)版ダイナミクス(V32-eps2β)をリリースしました。
2023.03.29
電子処方箋対応(β)版ダイナミクス(V32-eps1β)をリリースしました。
2023.03.29
「電子処方箋の導入にあたって」を更新しました。(詳細は改訂履歴をご覧ください)
2023.01.31
「電子処方箋の導入にあたって」を更新しました。(詳細は改訂履歴をご覧ください)
2022.12.13
「【別添】電子処方箋 利用申請手順書」を公開しました。
2022.12.13
「電子処方箋の導入にあたって」を公開しました。
2022.12.13
電子処方箋に関するページを公開しました。

電子処方箋の導入について

電子処方箋とは令和5年1月から開始された新しい仕組みです。
導入を検討される場合は、以下の「電子処方箋の導入にあたって」をお読みください。

各種ドキュメント

  
ドキュメント名説明 更新日 ダウンロード
電子処方箋の導入にあたって ・電子処方箋の概要
・必要な機器と補助、利用申請の方法について
・導入に向けてのロードマップ
2024/07/23 downloadダウンロード
電子処方箋導入・操作マニュアル ・電子処方箋 導入マニュアル
・電子処方箋 操作マニュアル
2024/07/31 downloadダウンロード

参考ページ




電子処方箋に関するお問い合わせについて

電子処方箋に関する電子メール・電話・FAXでのお問い合わせは、ヘルプデスク対象外となります。
お問い合わせは、オンライン資格確認と同様に「dyna-onshi@ml.superdyn.jp」のメーリングリストをご利用ください。
「dyna-onshi」メーリングリストの配信登録のお申込みはこちらからお申し込みください。

電子処方箋FAQ

よくあるご質問と回答を掲載しています。
また、厚生労働省が取りまとめているFAQは以下からご覧いただけますので、こちらも併せてご確認ください。

FAQ一覧


質問と回答

Q.質問

電子処方箋の導入は義務か
A.回答
義務ではありません。

Q.質問

ICカードリーダーは何を選べばよいか
A.回答
以下を満たすICカードリーダーをご用意ください。
・HPKI カードの読み取りに対応していること
・ダイナミクス端末の Windows OS で使用できること
また、日本医師会電子認証センターの下記ホームページにて動作確認済の製品が記載されていますので
こちらも併せてご確認ください。
・日本医師会 電子認証センター 「利用者向けサービス」: https://www.jmaca.med.or.jp/service/index.html#01

Q.質問

オンライン資格確認でLAN連携していないが電子処方箋は導入できるか。
A.回答
導入できません。
電子処方箋の導入にあたっては、以下の2つが前提条件となります。
 ・オンライン資格確認が導入済みであること
 ・オンライン資格確認端末とダイナミクスがLAN経由で連携していること
※オンライン資格確認の基盤を用いて電子処方箋データを送受信するため、オンライン資格確認とダイナミクスが連携しない場合やUSBメモリによる連携のみの場合は、電子処方箋は導入できません。

Q.質問

カードレス署名(リモート署名/HPKIセカンド電子証明書を利用した署名)に対応しているか。
A.回答
カードレス署名はネットワーク構成の変更や高額なイニシャルコスト、
ランニングコストの発生が見込まれることから、
現時点で対応未定です。

署名なしで電子処方箋を発行することも可能ですので、
HPKIカードがお手元にない場合は署名なしの発行(紙処パターン)
での運用をご検討いただければと存じます。

Q.質問

近隣の調剤薬局が電子処方箋に対応していないが導入できるか
A.回答
導入自体は行えますが、調剤薬局が電子処方箋に対応していない場合、
発行できる形態が限定されます。
また、調剤データが登録されないため、重複投薬・併用禁忌チェックは事実上意味を成しません。
近隣の調剤薬局が電子処方箋に対応されてからの導入をお勧めいたします。

Q.質問

院内処方は電子処方箋管理サービスに対応しているか。
A.回答
院内処方は電子処方箋管理サービスに対応していません。

Q.質問

電子処方箋を導入すれば、患者に処方箋を渡す必要がなくなるのか。
A.回答
いいえ、電子処方箋の発行形態によっては帳票をお渡しする必要があります。
詳細は操作マニュアル「2-1 電子処方箋の種類」の表をご覧ください。

Q.質問

電子処方箋に対応しない薬局でも、電子処方箋は受付可能か。
A.回答
電子処方箋の発行形態により異なります。
「電子処方箋(電処)」の場合は、電子処方箋に対応しない薬局では受付できません。
「紙の処方箋(紙処)」の場合は、どの薬局でも受付可能です。
詳細は操作マニュアル「2-1 電子処方箋の種類」の表をご覧ください。

Q.質問

重複投薬・併用禁忌チェックとは何か。
A.回答
電子処方箋対応医療機関・薬局で登録された過去100日間の薬剤の成分情報と突合し、
重複投薬、併用禁忌がないかを確認します。
このチェックは任意ではなく必須です。
電子処方箋に対応しない医療機関・薬局で処方、調剤された薬剤は対象外です。
レセプト由来の情報も対象外です。
詳細は、以下の厚生労働省資料をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001125369.pdf

Q.質問

重複投薬・併用禁忌チェック範囲を知りたい
A.回答
電子処方箋対応医療機関・薬局で処方、調剤された、過去100日間の薬剤を対象にチェックします。
電子処方箋に対応しない医療機関・薬局で処方、調剤された薬剤はチェックに使用されません。
レセプト由来の薬剤情報もチェックに使用されません。
チェック対象とする同一処方内でのチェックはかかりません。

Q.質問

重複投薬・併用禁忌チェックに対する理由の記載は必須か。
A.回答
任意です。
但し、調剤薬局でも同様のチェックが行われますので、
理由の記載がない場合、疑義照会などのお問い合わせなどがある可能性があります。

Q.質問

電子処方箋の発行にどのくらいの時間がかかるか。
A.回答
1つの電子処方箋を発行するのに、10秒前後の時間がかかります。
オンライン資格確認等システムとネットワークを共有しているため、
医療機関が込み合う時間帯はさらに時間がかかる場合があります。

Q.質問

初期設定完了後、電子処方箋発行時に「電子処方箋の発行に失敗しました」と表示される。
A.回答
電子処方箋の利用許可が下りていない可能性があります。
ポータルサイトでの電子処方箋の利用申請後、
実際に利用できるようになるまで2日間から1週間かかるようです。
詳細は、ポータルサイトにご登録いただいたメールアドレス宛に、
下記件名のメールが届いておりますので、そちらの内容をご確認ください。

件名「【オンライン資格確認・電子処方箋利用申請】マスタアカウント情報通知と運用開始日入力のご案内」

Q.質問

調剤結果が取得できない
A.回答
電子処方箋を発行しても、薬局側が電子処方箋管理サービスに登録していない場合は
調剤結果の取得ができません。

Q.質問

電子処方箋登録時に
「エラーコード:EPSB0029E 内容:オンライン資格確認等システムに資格確認が
 登録されていません。表紙の枝番欄が未入力の可能性があります」
のメッセージが出る
A.回答
保険証の枝番が存在する方は、枝番が必ず入力されている必要があります。
なお、後期高齢者など、枝番が存在しない場合は空欄でも問題ありません。